2013年 11月 10日
一色信彦先生の講演ご報告です。
昨日11月9日にNHK文化センター京都で、一色信彦先生の
音声治療の世界的権威が語る「声の不思議」が行われました。
お手伝いとして参加させていただいたので、ご報告します。
****************************
この日参加された方は、NHK文化センターの受講者層の反映か、40代~70代の方が8割を占めていました。中には大学生の方、元患者さん、言語聴覚士やトレーナーの方などもいらしゃいました。
お話は大きく分けて、
「声はなぜ出るのか」
「治療の実際 ~痙攣性発声障害と甲状軟骨形成術」
「韓国人テノール歌手 ベーチェチョルさんの治療と映画化」
「Q&A]
の4部構成でした。
一色先生が登場すると、思わず顔をほころばせる方も。
そして先生が開口一番ジョークで笑わせてくださり、一瞬で場の空気がなごみます。
先生さすがです!
声の仕組みのセクションでは、
・声帯の位置や役割
・ヒトが声を獲得するまでの話や、
・嚥下と発声の関係
などを
閉じている声帯、開いていている声帯の動画や、イラストを使ってやさしく解説されました。
ここで、やおら先生がかばんから喉頭模型を出されたので、「おおっ」と
会場から声があがります。
なんと、輪状軟骨は段ボール、被裂部は段ボールと割り箸、声帯はガムテープでの自作模型です。
これには、打ち合わせでは何も聞いていなかった私も羽原センター長もびっくり。
後でお伺いしたら、来てもらった皆さんにわかりやすいものを と考えて当日の朝作られたそうです。
次のセクションでは、
・けいれん性発声障害はどんな病気か
・「甲状軟骨形成術」の実際
について、動画を見せながら話されました。
会場で伺うと、けいれんせい発声障害についてはじめて知る方や、
手術の動画を見たことがない方が半数近くいました。
そして
・ベーチェチョルさんの治療の話
になると、先生のお話もひときわ熱が入ります。
ここでは「声はよみがえる」というDVDを流しながら、ベーさんの術前の歌声、術後の訓練の様子や、その後見事復活された時の歌声の紹介をしながら説明があり、
会場からは大きなうなずきも見られました。
終了後は、30分の質疑応答時間があったにもかかわらず、質問者の列が。
Q&Aでは遠慮している方も多かったようですね。
このように、盛況のうちにもあたたかい雰囲気で講演会は終了しました。
参加の感想としては、知り合い数人と話したところ、
・一色先生って楽しい、親しみやすい先生だと思った
・あの一色先生のお話を直接聞ける機会がないのでまたやってほしい
・権威の先生が自分で模型を作ってきてくれたことに感動した
・2時間ぶっ続けで話すオーラがすごい
・目がキラキラしていて素敵でした♪
など先生に対する感想を口にする人が多かったです。
私個人としては、大きなホールと違い、お互いの顔が見えて、質疑応答により直接話ができる、こうした講演会はとてもいいな~と感じます。
観客にダイレクトに語られる言葉のはしばしから、先生の治療に対する情熱や生き方が伝わったのではないかと思います。
これも個人的感想になりますが、模型を出して来られた時、正直 まいった!と思いました。
この先生の、常に工夫しようとされる探究心とクリエイティブな遊び心にはいつも頭が下がりっぱなしです。
先生を通して一般の方に声に興味を持ってもらい、声の病気のことを知ってもらえるのは、素晴らしいことです。
個人的には、またこうした機会があったらいいなと願っています。
2時間熱心にお話してくださった一色先生、ありがとうございました。
お話に夢中で、楽しすぎて、
講演中の写真を撮り忘れてしまい
ました…><
講演後の一色先生です。
模型を手に。
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Please visit our web site!
voice connection
http://www.voiceconnection.net/
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音声治療の世界的権威が語る「声の不思議」が行われました。
お手伝いとして参加させていただいたので、ご報告します。
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この日参加された方は、NHK文化センターの受講者層の反映か、40代~70代の方が8割を占めていました。中には大学生の方、元患者さん、言語聴覚士やトレーナーの方などもいらしゃいました。
お話は大きく分けて、
「声はなぜ出るのか」
「治療の実際 ~痙攣性発声障害と甲状軟骨形成術」
「韓国人テノール歌手 ベーチェチョルさんの治療と映画化」
「Q&A]
の4部構成でした。
一色先生が登場すると、思わず顔をほころばせる方も。
そして先生が開口一番ジョークで笑わせてくださり、一瞬で場の空気がなごみます。
先生さすがです!
声の仕組みのセクションでは、
・声帯の位置や役割
・ヒトが声を獲得するまでの話や、
・嚥下と発声の関係
などを
閉じている声帯、開いていている声帯の動画や、イラストを使ってやさしく解説されました。
ここで、やおら先生がかばんから喉頭模型を出されたので、「おおっ」と
会場から声があがります。
なんと、輪状軟骨は段ボール、被裂部は段ボールと割り箸、声帯はガムテープでの自作模型です。
これには、打ち合わせでは何も聞いていなかった私も羽原センター長もびっくり。
後でお伺いしたら、来てもらった皆さんにわかりやすいものを と考えて当日の朝作られたそうです。
次のセクションでは、
・けいれん性発声障害はどんな病気か
・「甲状軟骨形成術」の実際
について、動画を見せながら話されました。
会場で伺うと、けいれんせい発声障害についてはじめて知る方や、
手術の動画を見たことがない方が半数近くいました。
そして
・ベーチェチョルさんの治療の話
になると、先生のお話もひときわ熱が入ります。
ここでは「声はよみがえる」というDVDを流しながら、ベーさんの術前の歌声、術後の訓練の様子や、その後見事復活された時の歌声の紹介をしながら説明があり、
会場からは大きなうなずきも見られました。
終了後は、30分の質疑応答時間があったにもかかわらず、質問者の列が。
Q&Aでは遠慮している方も多かったようですね。
このように、盛況のうちにもあたたかい雰囲気で講演会は終了しました。
参加の感想としては、知り合い数人と話したところ、
・一色先生って楽しい、親しみやすい先生だと思った
・あの一色先生のお話を直接聞ける機会がないのでまたやってほしい
・権威の先生が自分で模型を作ってきてくれたことに感動した
・2時間ぶっ続けで話すオーラがすごい
・目がキラキラしていて素敵でした♪
など先生に対する感想を口にする人が多かったです。
私個人としては、大きなホールと違い、お互いの顔が見えて、質疑応答により直接話ができる、こうした講演会はとてもいいな~と感じます。
観客にダイレクトに語られる言葉のはしばしから、先生の治療に対する情熱や生き方が伝わったのではないかと思います。
これも個人的感想になりますが、模型を出して来られた時、正直 まいった!と思いました。
この先生の、常に工夫しようとされる探究心とクリエイティブな遊び心にはいつも頭が下がりっぱなしです。
先生を通して一般の方に声に興味を持ってもらい、声の病気のことを知ってもらえるのは、素晴らしいことです。
個人的には、またこうした機会があったらいいなと願っています。
2時間熱心にお話してくださった一色先生、ありがとうございました。
お話に夢中で、楽しすぎて、
講演中の写真を撮り忘れてしまい
ました…><
講演後の一色先生です。
模型を手に。
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by mihotodoroki
| 2013-11-10 17:16
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