2015年 05月 09日
翻訳者永井麻生子さんに聞いた、元気が出るジャック・マーの成功哲学
この本は、昨年の暮れにディスカバー21から出版されて、2015年5月現在、3刷、2万6千部発行という、このカテゴリーのビジネス書としては大ヒットを記録しました。で、今回は記念の講演会です。
中国ビジネスど素人の私が特に心に残ったのが、ジャック・マーの考え方です。
偉業を成し遂げたジャック・マーには、4つの成功哲学があると、永井さんが本を引用しながら解説してくれました。門外漢な私なりにまとめてみますと
1.永不放棄~決してあきらめない
自分を疑ってもいいけれど、自分の信念は疑うな。
あきらめる人に成功者はいない。
2.未来観
未来を予測する最善の方法は、自分で未来を創造することだ
未来=若者 にチャンスを
3.失敗観
成功学というのは偶然の要素が大きいので参考にならない
一方で失敗には合理的理由があるので多くを学べる
(という理由で、ジャック・マーは成功事例を学ぶMBAをあまり評価していないそう)
4.外界観
距離があることがわからないことを恐れる
自分が遅れていることが気付かないことが問題だ
あきらめなければいつか成功するのだ、失敗はありがたい、嘆くな、
未来は自分でつくるのだから思い煩うな、とにかく続けることだ、
と、書いてみるとなんだかインパクトが薄くなってしまいますが、永井さんの話が面白かったしジャックマーの個性がとにかく強烈で、ものすごく頭に入りました。
経営に詳しい人だったらより深い理解があるかもしれないけれど、私は元気がでました。
この本は「経営哲学」と銘打っていますけど、単なるビジネス本とは思いません。
とても読みやすいので、就活の学生や、オーディション前のボイス生にも読んでほしいです。新しい人生を踏み出す人にも「効く」と思います。
ところで永井麻生子さんは2005年頃から中国のビジネス書を翻訳して日本に紹介しています。
5年間でなんと8冊!
実は私が初めて彼女に会ったのは、ディスカバー21の干場社長が講演に来られたセミナー会場なのですが、その時に麻生子さんもはじめて干場社長に出会ったのです。2010年のことです。
それから5年で思いを形にした麻生子さんが本当すごい。
横で眺めていて元気が出ました。
これからもがんばってほしいです。
私もがんばろう~。
(って、これは成功事例に学ぼうとしていることになるのかな 笑)
あまりうまく撮れなかったのですが写真乗せておきます。
誰かいいのくださいな~。
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by mihotodoroki
| 2015-05-09 09:07
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