轟美穂の今日のボイコネ! mihotodo.exblog.jp

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by mihotodoroki

今年もありがとうございました。

いよいよ今年もあと数時間ですね。

今 丹後。
雪がうっすらと積もってます。
きれいです。
この、日本海の雪景色というのは、関西に来てから初めて見て、
ある種の文学の世界がやっと体感でわかったような感動があり、大好きです。

雪景色を見ながら、お煮しめを煮ながら、聞いているのは、 サラ・ボーンが歌う 「Bridge」。
高校生の時から、私はこの曲を聞いて一年を振り返るのです 笑。


この曲は、ブラジルの至宝 ミルトン・ナシメントの名曲 「Traveccia」の英語版で、
オリジナルのポルトガル語の歌詞はさっぱりわかりませんが、英語版の方は

私はいままで本質的なものを探しながらいろいろな橋を渡ってきた/
ずっと ひとりぼっちで 異邦人だった/
鋼でできた吊り橋 / ちいさな木の橋脚橋 /石の橋
過去からの橋 /未来に続く橋 /悲しみでできた橋 /
空にかかる虹色の橋/
きっと愛でできた橋が、あるに違いない/
私は死ぬまで探しつづけるだろう/


みたいなかんじの意味です。
(歌詞カードを昔なくしてしまったので、ニュアンスが正確ではないと思います。訳もヘタで…ごめん
なさい。ちなみに英語版の歌詞はこんなんでした)

          I have crossed a thousand bridges
           In my search for something real
         There were great suspension bridges
            Made like spiderwebs of steel
           There were tiny wooden trestles
         And there were bridges made of stone
            I have always been a stranger
             And I've always been alone
            There's a bridge to tomorrow
            There's a bridge from the past
           There's a bridge made of sorrow
               That I pray will not last
            There's a bridge made of colors
               In the sky high above
            And I think that there must be
              Bridges made out of love
             I can see her in the distance
              On the river's other shore
          And her hands reach out in longing
             As my own have done before
               And I call across to tell her
           Where I believe the bridge must lie
                    And I'll find it
                    Yes, I'll find it
                 If I search until I die
            When the bridge is between us
               We'll have nothing to fear
            We will run through the sunlight
               And I'll meet her halfway
            There's a bridge made of colors
                In the sky high above
            And I'm certain that somewhere
             There's a bridge made of love


この歌詞の中の、「I have always been a stranger and I've always been alone. 」
という箇所に、高校生ながらものすごくひきつけられて、群れないで孤独に何かを追求する楽しさと
か、たゆみなく歩き続ける勇気みたいなものを、この曲からもらいました。

私は今年も相変わらず 「ひとりぼっちで異邦人」だった気もするし、
それでいて、孤独ではなかった気がします。

目的を果たして、まっさきに報告のメールや電話をくださる生徒さんたち。
フルタイムで稼働できず、「こんな私に何ができるのか」と身動きとれない状況ににへこんだ時に
「ゆっくりでもいい、私は待っていますよ」と言ってくださったかた。
分野は違っても、誰が見ていても、見ていなくても、淡々と自分の仕事や研究に打ち込んでいるかた

そんな方々にどれほど励まされたとこか。


一年間本当にありがとうございました。
新しい年も、日々の生活の一環として、黙々と声の修行をさせていただき、その成果をレッスンに生かしたいと考えています。
相変わらずスローペースではありますが。
どうぞよろしくお願いいたします。

では、どうぞみなさまも 良いお年を!
                      
                              <ボイスコネクション 轟 美穂>

    新年は、1月5日から仕事を始めます。よろしくお願いいたします。  

           一月のクラススケジュールはこちらです。


 
by mihotodoroki | 2009-12-31 17:56 | つぶやき