2013年 10月 16日
「声美人トレーニング 話し方と外見力アップ」初日の御報告
御報告が遅くなりましたが、先週10月11日(金)に、
NHK文化センター京都教室での「声美人トレーニング」一回目が無事終了しました。
この日は生まれて初めてのカルチャーセンターでの講座で、どんな方々にお会いできるか
ドキドキでお邪魔しました。
教室に入ってみたら、40代の方を中心に、20代から70代まで、幅広い年代の方々が。
タイトルを「声美人」としてしまったのがもしかしたら失敗だったかな~、とちょっと思っていましたが、男性の御参加もありました♪
みなさんに感謝です。
まずは師匠の京都大学名誉教授 一色信彦先生のお話から。
「声が出るしくみ」についてお話いただきました。

「声帯は上から見るとこんな形です。」
と診察で使う喉頭の中の画像を出して、やさしく説明してくださり、
会場からは思わず「なるほど~」と声が漏れました。
そして、なぜ声帯は湿っているのがいいのか、という話から、ベルヌーイ効果の話に発展、
私は内心
「え~っ、先生っ、いきなりベルヌーイですかあああっ!!!」
と焦っていましたが、一色先生はとても上手に説明され、ここでもみなさんナットクのうなずきが。
さすがです。
この他
●人間と動物の喉頭の違い
●喉頭の別の役割
などに話が広がりました。
トレーニングの前にお話をぜひお願いしたかったのは、
声が出るしくみや自分の体の見えないところの働きを知るだけで、
余分な力が抜け、無駄のないトレーニングができると思ったからです。
声のことを50年以上も考えていらっしゃる一色先生にお話をうかがえて、本当に良かったです。ありがとうございました。
実はこの日、もう1テーマ
●発語と発声の違い
についてお話頂く予定だったのですが、これについては、11月9日に一色先生の講演がありますので、ぜひお話いただきたいとお願いしてみるつもりです。
11/9の講座についてはこちらの記事を見てください!前の記事
お話のあとは、さっそくトレーニングです。
初日の今日は
「声美人は力を抜くことから」
というこの講座の主旨を説明しながら、脱力の練習。
腹式呼吸をしよう!と力むのではなく、いつもの自然な呼吸を一定に吐いて長くしていく練習をしました。
そして、呼吸を声につなげます。
何か新しいことをする際、やる気があるほどどうしても力みやすくなりますが、まずは小さい声からスタートして徐々に負荷を上げていくような練習が結果的に早いといつも実感しています。
初日の今日は特にですね。
ここでは、「目標を設定すると緊張するので患者さんにはやってはいけない」、といつも一色先生に言われているのを思い出し、慎重に、繊細に。そして笑いを取ろう!
と、講師としては工夫のしどころです。
最後は笑いの練習をしました。
声優クラスでは、競って盛り上がってくれるこの笑いの練習ですが、このクラスでも
みなさんとても盛り上がってくださいました。

毎回少しづつメニューを増やして、最後は自宅でもできる一連のトレーニングとして覚えていただければいいなと思います。
そのためには、皆さんが日常生活で簡単に面白くできる方法を考えねばと思います。
トレーニングをしながら、今までに仕事での声にまつわる話、私のアナウンサー時代には女性アナの声は高くなければならなかったのに今はま逆で低い声が流行っていること、そのトレンドに合わせるつらさから
職業別の発声が声を壊す原因のひとつになっていることなどを思いつくままに話しながら、声マネなどもちょっと披露したりして、講座の主旨を説明しました。
声美人は脱力から→力を抜いて自分が声を出すたびに楽になる→気分が良くなり笑顔に
→相手にも伝わり、その人も気持ち良くなる→それが自分に帰ってきてますます楽しく
というスパイラルを作れる人が、私の考える声美人です。
話す時の 緊張、不安、義務というパターンから解放され、声を出すほどに気持ち良くなるような方向に向かって
講座を進めて行ければいいなあ、と思っています。
御参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
尚、途中からの受講もできるそうですので、興味ある方はぜひお越しくださいねっ♪
講座のお申込みは NHKカルチャー京都教室へ
申込みページ
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Please visit our web site!
voice connection
http://www.voiceconnection.net/
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NHK文化センター京都教室での「声美人トレーニング」一回目が無事終了しました。
この日は生まれて初めてのカルチャーセンターでの講座で、どんな方々にお会いできるか
ドキドキでお邪魔しました。
教室に入ってみたら、40代の方を中心に、20代から70代まで、幅広い年代の方々が。
タイトルを「声美人」としてしまったのがもしかしたら失敗だったかな~、とちょっと思っていましたが、男性の御参加もありました♪
みなさんに感謝です。
まずは師匠の京都大学名誉教授 一色信彦先生のお話から。
「声が出るしくみ」についてお話いただきました。

「声帯は上から見るとこんな形です。」
と診察で使う喉頭の中の画像を出して、やさしく説明してくださり、
会場からは思わず「なるほど~」と声が漏れました。
そして、なぜ声帯は湿っているのがいいのか、という話から、ベルヌーイ効果の話に発展、
私は内心
「え~っ、先生っ、いきなりベルヌーイですかあああっ!!!」
と焦っていましたが、一色先生はとても上手に説明され、ここでもみなさんナットクのうなずきが。
さすがです。
この他
●人間と動物の喉頭の違い
●喉頭の別の役割
などに話が広がりました。
トレーニングの前にお話をぜひお願いしたかったのは、
声が出るしくみや自分の体の見えないところの働きを知るだけで、
余分な力が抜け、無駄のないトレーニングができると思ったからです。
声のことを50年以上も考えていらっしゃる一色先生にお話をうかがえて、本当に良かったです。ありがとうございました。
実はこの日、もう1テーマ
●発語と発声の違い
についてお話頂く予定だったのですが、これについては、11月9日に一色先生の講演がありますので、ぜひお話いただきたいとお願いしてみるつもりです。
11/9の講座についてはこちらの記事を見てください!前の記事
お話のあとは、さっそくトレーニングです。
初日の今日は
「声美人は力を抜くことから」
というこの講座の主旨を説明しながら、脱力の練習。
腹式呼吸をしよう!と力むのではなく、いつもの自然な呼吸を一定に吐いて長くしていく練習をしました。
そして、呼吸を声につなげます。
何か新しいことをする際、やる気があるほどどうしても力みやすくなりますが、まずは小さい声からスタートして徐々に負荷を上げていくような練習が結果的に早いといつも実感しています。
初日の今日は特にですね。
ここでは、「目標を設定すると緊張するので患者さんにはやってはいけない」、といつも一色先生に言われているのを思い出し、慎重に、繊細に。そして笑いを取ろう!
と、講師としては工夫のしどころです。
最後は笑いの練習をしました。
声優クラスでは、競って盛り上がってくれるこの笑いの練習ですが、このクラスでも
みなさんとても盛り上がってくださいました。

毎回少しづつメニューを増やして、最後は自宅でもできる一連のトレーニングとして覚えていただければいいなと思います。
そのためには、皆さんが日常生活で簡単に面白くできる方法を考えねばと思います。
トレーニングをしながら、今までに仕事での声にまつわる話、私のアナウンサー時代には女性アナの声は高くなければならなかったのに今はま逆で低い声が流行っていること、そのトレンドに合わせるつらさから
職業別の発声が声を壊す原因のひとつになっていることなどを思いつくままに話しながら、声マネなどもちょっと披露したりして、講座の主旨を説明しました。
声美人は脱力から→力を抜いて自分が声を出すたびに楽になる→気分が良くなり笑顔に
→相手にも伝わり、その人も気持ち良くなる→それが自分に帰ってきてますます楽しく
というスパイラルを作れる人が、私の考える声美人です。
話す時の 緊張、不安、義務というパターンから解放され、声を出すほどに気持ち良くなるような方向に向かって
講座を進めて行ければいいなあ、と思っています。
御参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
尚、途中からの受講もできるそうですので、興味ある方はぜひお越しくださいねっ♪
講座のお申込みは NHKカルチャー京都教室へ
申込みページ
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http://www.voiceconnection.net/
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by mihotodoroki
| 2013-10-16 16:05
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